2011年7月23日土曜日

函館、下北半島経由青森市まで、食べまくり。

2011年7月15日(金曜日)

今日は、会社をお休みです。4連休にして、自転車で、函館から下北半島に渡り青森市を目指します。

今回の自転車旅行は、北海道の味から、東北青森の味まで楽しめそうです。

函館空港には、10時45分到着。
気温19℃です。
関西は、この日34℃まで上がる予報。なにこの温度差。
暑さ対策を練って来た私は、あまりの涼しさにびっくりです。
長袖で走らなければ、寒いくらいです。

まず、函館空港から、空港の少し北にある天使の聖母トラピスチヌ修道院へ向かいました。
平日なのに観光客でいっぱいです。
ただ、ここは本物の修道院。心を清く保つ場所。ワイワイ騒いで観光できるところではありません。
心静かに、志を高く持って清らかな心で観光しなければなりません。
マダレナ。400円。
トラピスチヌ修道院の販売店があります。そこで一番人気のお菓子とか。
修道院でこのお菓子を作っているそうです。
まずは、ひとつ修道院の休憩所で食べました。
聖なる甘さ。聖なる味。聖なるお菓子なのです。
だらけて食べてはいけません。
修道士が心をこめて作ったお菓子なのです。
(それでは、喉を通らんか?)

時間もちょうどお昼の時間。どこか食べる所はないか?と走っておりますと、「見っけ。」函館の大人気のハンバーガー屋さんのラッキーピエロ。
昨年、五稜郭前の店に入ったらすごい人で席待ちのお客さんでごった返していました。
グレーが、北海道で活動中に、愛したハンバーガーで有名とか。
ここは、オーダ―を受けてから作り出します。
モスバーガーみたい。
でも、この店はハンバーガー専門店ではありません。
定食を初めとする、多くのメニューがあります。
私は、とりあえず、一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」と「エッグバーガー」を頼みました。
飲み物は、水です。(水で十分です。)



ラッキー・ピエロの一番人気ハンバーガー、「チャイニーズ・チキンバーガー」350円。
甘めのあんかけチキン。マヨネーズたっぷりかかっています。
チキン大好きな私ですが、ハンバーガーにすると少し趣が変わります。
「ん~。普通のハンバーガーの方が、好きかも」
「エッグバーガー」390円。
ハンバーグの王道、デミグラスソースが美味しい。
地元の人は定食でハンバーグステーキとして食べている人が多い。
ハンバーガーでこの美味しさなら、鉄板ジュージューで持ってくるハンバーグ定食は、もっと美味しいやろか?
今度は、定食にしま~す。

函館から、17時発の津軽海峡フェリーで下北半島の最北の大間に向かいました。
18時40分着。
さっそく、じゃらんで予約した大間の民宿に向かうことに。右手前は、まぐろの胃を塩辛にしたもの。後左のグラスに入った「きゅうりに付けて食べてください。」とのこと。
おっと、いきなりまぐろの珍味か?
これは、期待が持てます。
大間のまぐろを堪能できそうです。
なにせ、「ビジネスプラン7000円」に、1500円上乗せして、「ビジネスまぐろ付きプラン。」に変えていますから。

右のまんまるの物は、「たまこん」。
こんにゃくです。山形が有名ですが、大間では、昆布とスルメで味付けしているそうです。
(既に3つ食べてから、写真を撮りました。)

さしみ。
「やっと、刺身が来た~!!」
でも、まぐろの刺身が3切れしかない。まぐろの刺身大盛りで第2弾の刺身があるのか? えっ、これだけ?
これは、何かの間違い。と思い、「あの~、まぐろ付きプランですよね?」と、確認したくらい。
「はい。ビジネスまぐろ付きプランですよ。」と宿の人。
値段差1500円で、3切れですか?
じゃらんの宿の表紙には、皿に大盛りになったまぐろの刺身を写真を載せているのに・・・。

イカとサバの味噌漬け。
イカは、ここら辺で獲れるみたいです。
(こんなのいらんから、まぐろの刺身一切れ追加してくれ~。)

デザート。
大きいチェリーにブルーベリー。
(ブルーベリーは、東通村の生産品)
(こんなのいらんから、まぐろの刺身一切れ追加してくれ~。)

2011年7月16日(土曜日)
朝ごはん。
目玉焼きが付いていますが、卵ご飯です。
朝からボリュームたっぷり。
納豆が苦手の私は頑張りましたが、半分残してしまいました。

あまりに、まぐろが残念だったので、この民宿で扱っている、「まぐろの刺身200gの短冊2つ」お値段6000円と運賃1500円を自宅に送ってもらうことにしました。
これだけ、まぐろを楽しみにしていたのに、刺身3切れでは、納得できません。
お値段、宿代と合わせて16000円もかかってしまいました。
宿泊代をけちって、安い民宿を選ぶと結局、高くついちゃいました~。

「私バカよね~。おバカさんよね~。」
と、歌いながら自転車を漕ぎ大間を後にしました。


大間から海岸沿いを南西に20km程走ると下風呂温泉に着きます。
ここは、イカが美味しいらしい。
ガイドブックに載っていたあさの食堂に行くことにしました。
入り口の左に白い紙が吊ってあります。
「本日、活いかの入荷ありません。」と書いてあります。
ガビ~ン。
せっかく楽しみにしていた活イカが食べられません。
残念です。
「いや、しかし、別の店であるかもしれない。」
と、自転車でお店を見つけに走りだしたのです。

下風呂温泉から10kmほど海沿いに南西に走ると大畑に着きます。
活イカを諦められない私は、「いさりびハウス」で、活イカ定食1000円と書いていたので入りました。
「今日はイカが揚がっていません。」とのこと。
「こりゃ、イカは無理だわ。」と活イカを諦めた私は、
「塩ラーメン450円。」張紙に目が奪われオーダ―しました。
やっぱ、函館の塩ラーメンにはかないません。でも、お腹が空いている体には、十分です。

寒立馬(かんだちめ)がいる尻屋崎に行った帰り、3時頃。ちょっとおやつに休憩です。
東通村レストハウスのブルーベリー・ソフトクリーム250円。
東通村はブルーベリーの生産で有名だそうです。
少し、溶けかけのソフトクリームが出てきました。
もっと、カチカチのソフトクリームが好きです。
御存じとは思いますが、食べられるソフトクリームは左側で、右側のソフトクリームは食べれれません。

むつ市内の「マエダ」という大きいスパーで、お茶と団子を買いました。
「へ~。むつ市のみたらし団子って美味しそう。」と思わず買ってしまいました。
夕食は、どこかの食堂で食べるつもりです。あくまでも、おやつです。
みたらし団子ときな粉団子(各130円)
むつ市内の、ホテルフォルクローロ大湊に、夕方5時過ぎに到着。
まずは、お風呂に入って汗を落とします。
「あ~。さっぱり!!」
買ってきたお茶と、みたらし団子を食べました。
「なになに?京都タワー伏水のきなこだんご!?」
奈良から青森県のむつ市まで来て、京都の団子ですか?
「でも、美味しいわ。さすが、京都伝統の味。雅(みやび)な味です。」

夕食は何にするか?とガイドブックを探しましたが、
団子で、お腹も膨れたし、自転車110km走って体は疲れているし・・・。
急に面倒くさくなりました。そのまま7時に寝たのでした。

しか~し、夜中の12時に、急にお腹が空き、目が覚めました。
普通の空腹感ではなく、お腹が空いて寝られない程の空腹感です。
しかし、何も食べるものはありません。
まずいな?これはとってもまずい。「ん~。」と寝ぼけた頭で思案していると。
「せや、せや。チョコレートがあった。」
と、おやつ用に買っていた板チョコを思い出し、少し食べては
「もっと。」
少し食べては、
「もっと。」
と、4分の3ほど残っていた板チョコを全部食べました。
胃の弱い私は、夜中に刺激のきついチョコレートを食べると胃が痛くなるのです。
しかし、幸い、胃もいなくならずに、朝までしのげました。
「ほっ。」

2011年7月17日(日曜日)
朝食(バイキング)6時半から、バイキングの朝食が始まります。
わたしゃ、待ち遠しくて、待ち遠しくて。
朝の6時オープンと勘違いしていた私は、5時55分にレストランへ行って
「あら、6時半なの?」と引き返し、
6時25分にまた、下りて行って一番にレストランに入ったのです。
美味し~い。
この他、ご飯のお代わりをもらって、一通りのおかずを食べ、ヨーグルト、牛乳2杯、オレンジジュース1杯。をいただいたのです。
食堂で働いている女性に「下北弁で『とっても、美味しい』って何て言うんですか?」
と、聞くと。
「えっ?何ていうのかしら。ちょっと聞いてきます。」
とのこと。
「いやいや、ちょっと待って。普通に使っている言葉で良いですけれど・・・。」
下北のに住んでいる人がなぜ下北弁を、他の下北に住んでいる人に聞きにいくのかな?
と思っていると、たまたま他の人が来て、その人が
「え~。そうですね。『めい』か『めいじゃ~』ですかね。『じゃ~』は上げ気味で言います。」
とのことです。
ここのホテルのバイキングは、「めいじゃ~。」です。

むつ市を朝8時半に出発し、一路下北半島を下り、青森市を目指します。

11時半に下北半島の根元の野辺地(のへじ)に近づきました。
そこには、船宿というレストランがあります。カツスパゲッティー850円。
何故か、石原裕次郎の歌が、ず~とかかっています。
(オーナーさん、よっぽど石原裕次郎が好きなんでしょうね。)
週刊誌を読みながら、10分くらい待っていると、「お待たせしました。」と持ってこられました。
週刊誌を読みながら「は~い。」と答えて、
週刊誌からテーブルの上に置かれたこのスパゲティーに目を移すと、目が点になりました。
「でかっ!!」
笑ってしまうほど、すごい量です。馬の餌くらいの量があります。
横から見てください。
スパゲッティーの厚みが半端ない。
カツだけで30cmくらいあります。
量だけで勝負かと思えはそうではない。
「美味しい。」下北弁で言う「めいじゃ~」です。
スパゲッティーは、私好みのこれぞナポリタン。
カツは脂身の少ない美味しいカツです。
向かいの席の家族連れのおひつは、ふたができないほどご飯山盛り。
斜め前の人のカレーは、山のようになっているご飯にカレーがかかっています。
帰る頃には、待っている人がいるくらいの人気店です。
私は、ぜ~んぶ食べましたよ。
で、でも、ちょっと苦しい!!
腹ごなしを兼ねて自転車を漕ぎました。ウップウップです。
体を揺らさないで!!
ゆっくり、ゆっくり!!自転車を、ゆう~くり、ゆう~くり漕ぎます。
腹ごなしができて、スピードが出せるようになる頃には、青森市内に着いていました。

夕食ねぶた定食1400円。
青森駅前アウガの地下1階が海鮮市場。その中にレストラン「田(でん)」があります。
ホタテ、まぐろ、イカが入っています。
ホタテの美味しさは格別。
大きく厚みのあるホタテに大満足です。

今回の自転車旅行は、函館と青森の2つの味を楽しめたよ~ん。
まぐろと活イカが残念でしたが、いずれ食べることもできるよ、きっと。
また今度の、楽しみにして・・・。
シク、シク。

0 件のコメント:

コメントを投稿